人間は気分と印象と好き嫌いで動く。そのこと自体は別にいいんだけど、その自覚が無いあるいはそれを認めようとしないというのは見ていて非常に気分が悪い。

小泉総理に人気があるとしたら、それは上の人間に常にへいこら気を使わなければならないビジネスパーソン（ここ笑うところ）の悲哀をまさに彼がそのまま体現しているからなのではないか。

人質事件のときの小泉総理コメントに対して「ようやく強腰の対応ができてきたねいいことだ」と言った人を間近で見て純粋に驚いた。 俺はあのコメント見て「あー宗主国サマに対する御機嫌伺い大変だね」と思ったから。

死人を自衛隊撤退の主張に利用する人と、死人を「テロに屈しない日本」のシンボルとして利用する人と、両者の根本は同じだ。