攻殻DVD

攻殻機動隊SACについて少し書く。シリーズ後半あたりで、9課がテロ阻止の一環として、あるいは自分自身が生き延びるための手段として、相手の脳に現実には起こっていない仮想記憶を流し込んだり別の義体(?)を準備してそれ(ニセモノのほう)を相手に追わせるという描写が出てくる。

それ自体はいいのだが、シリーズ末期の描写にはちと辟易してしまった。具体的に言うと「9課メンバーが次々と捕まる」描写の後に「実は全員助かってました」という描写がくるのだ。で、具体的にどのように逃げおおせて助かったのかという説明が殆どない。ホント簡単な説明で済まされていた。

まあ、DVDを買っても一回しか観ていないので、改めて見直そうと思います。ここで言っていることが間違っていたら訂正します。

あ、でも、中国(?)要人の暗殺阻止の話、あれはよかったです。観ている側に一瞬ドキリとさせて、その後の病院のシーンへつながるところはね。あれはよかったです。でも最終話近くのアレはねえ……。