イノセンス

最初に名古屋市制作のイタい万博宣伝ビデオを見せられた。あと、ロード・オブ・ザ・リングマトリックスみたいなアニメ(?)映画の宣伝があった。

観てて思ったのが、話の進みが遅い!とにかく遅い!まったく進まねええええ!とずっと思いながら観てた。攻殻SAC(というかTVサイズのアニメ)の詰め込みっぷりに慣れてしまった身には非常に辛かった。前作「攻殻機動隊」はもっと話のメリハリというかテンポ良かったよねえ?

それと、様々な引用セリフのとってつけたっぷりも気になった。別にアレなくてもいいじゃん、と。

でも、話の間延びっぷりについては映画館ではキツいかなと思うけど、家でゆっくり観るのであればあの間延びっぷりも心地よく感じられるのではないか。

部屋でリラックスしながら一人で観るのに適した作品だと思う。DVD発売されたら買いだ。

さて、サントラ聴くか……

あ、それと、商業的には前作を超えられないだろうなあ。この映画のプロデューサーが押井監督に「攻殻機動隊2なんてタイトルじゃダメだ」的なことを言ったらしいけど、映画観た後にそのエピソードを思いだしてなんともいえない気分になった。