自己責任云々経済損失云々

http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_28.html

http://d.hatena.ne.jp/samoku/20040415#p1

http://homepage3.nifty.com/kazano/200404b.html#14_t3

http://d.hatena.ne.jp/mikami-en/20040414


個人的にはこれが「誘拐事件」である以上、「自衛」の問題と、「罪」の部分は分けて考えるべきだと思います。行く人は危険を覚悟しなきゃいけないし、出来る限りの自衛策は必要だけど、「危険地域にわざわざ行くバカは死んで当然だ」とまで言ってる人には違和感があります。何よりも誘拐犯が一番悪いんであって、直接的な「罪」は彼らにあります。危険地域云々で言うなら、不法入国で北朝鮮に潜入して映像を撮ってくるジャーナリストや脱北者の支援組織の人たちも「バカ」ってことになってしまいます。

「誘拐事件であって犯人がいる」という原則を失念している人が、「人質は死んでもいい」、また逆に「人質を助けるために自衛隊は撤退しろ」と主張している人の中に多い気がしてしょうがないんですが。誘拐犯の要求が大きすぎた場合、警察は無条件にそれを飲んだりしないですし。

日本政府はよくやってると思うんだけどな。

拘束された3邦人に行動上の不備があったかどうか、という問題は当然ある。しかし、それを超えた非難中傷便乗が見受けられる現状にはものすごく違和感がある。