麻生外相、謝罪と遺体の引き渡し求める…漁船拿捕事件

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060816it15.htm?from=top

謝罪を要求するニダ!

「ロシアに撃たれたのは自己責任」という世論は形成されないのかなあ。「ロシアとの国境沿いなんて危険なところに行くほうが悪い俺なら絶対そんなとこ行かないけどね」とかさ。

日本政府は16日、漁船拿捕事件について、外交ルートを通じてロシア政府に厳重に抗議し、〈1〉死亡した乗組員の遺体の速やかな引き渡し〈2〉他の乗組員、船体の即時解放〈3〉銃撃した人物の処罰――を求めた。しかし、ロシア側は、漁船がロシア領海を侵犯したとし、正当な対応だったと主張した。

麻生外相は16日夕、ロシアのガルージン駐日臨時代理大使を外務省に呼び、「日本の領海内で起きた事件であり、容認できる話ではない。日本人の生命が失われたのはゆゆしき事態だ」として、謝罪と遺体の引き渡しなどを求めた。

ガルージン氏は「ロシア当局としてこのような事件発生を望んでいなかった。人命が失われたことは大変残念だ」と述べる一方、「漁船がロシア領海を侵犯し、ロシア警備艇はロシアの法に基づき、その権限の中で行動した。漁船は停船命令にただちに応じず、逃げようとして危険な行動をした」と訴えた。

これに対し、外相は「領土問題に対するわが国の立場から、説明は受け入れられない。いかなる理由があろうとも、銃撃によって人命を失わせることは正当化できない」と反論した。

(2006年8月16日22時56分 読売新聞)