アンテナ登録サイトより

http://www10.cds.ne.jp/~saya/diary/2004/ydiary.cgi?diary04A#0402

八紘八宇日報にて、私が先日書いた文章がとりあげられていました。


 chanbaraの日記 3/29にて 「会社員orフリーター(そしてフリーターを選択するとその先は地獄絵図)というストーリーを用意しておいて」 という記述がありますが、会社員対フリータとゆう構図を企業側は何時から意識したんでしょうかね。多分最初は、フリータ=はみ出しモン=けしからん、とゆう考えがあったんじゃないかと。

 いやまあ最近フリータの歴史がどうだったのか気になっていまして、特に初期〜95年くらいのフリータのヒトがどういうライフプランを持っていたのかを知りたいです。今でこそフリータ(の大部分)は不景気の被害者という認識が広まっていて意識調査もなされていますけど、その前になると問題という認識がされていなかったんじゃないかなあ。俺の記憶ではその頃ってフリータにアクティブなイメージがあったんですけどね。それが今は人件費を削減したい企業に便利に使われているわけで、どこでこの転換があって、また意識されたのか、とゆうあたりが気になるんですよね。いやまあ、それを知ったからといって何とゆうわけでもないんですけど。

私の感覚のみで語ってしまうと、企業が会社員対フリータという構図を意識したのは、バブルがはじけて不況と言われる時期になって数年経ってから(具体的に言うと1990年代末期〜2000年代初頭くらい?)ではないかと。
不況と呼ばれる時代になって、最初は人事コスト削減のために「給料の8割程度を与えて自宅で待機させる(1990年代中盤)」とかやってて(リストラって言葉が使われ始めたのがこのへん)、それが「社内イジメで自分から辞めさせるようしむける(1990年代終盤)」→「それでも足りないので残った社員をグループ企業に移してコスト削減」と変わっていって、たぶんこの辺で「会社員対フリータって構図」を意識しだしたのではないかと。

私個人は「フリータ」って言葉は、80年代終盤に「クイズ年の差なんて!」というTV番組で初めて聞きました。それ以前にも「フリーアルバイター」って言葉はあったんですが、それからしばらくして略語として「フリータ」って言葉が出てきたと。
で、確かに、その時のフリータのイメージは「会社員と違い時間的な束縛を受けず、好きな時に働いてそれ以外の時間を優雅に暮らす」みたいなものだったと記憶しています。もちろんそれが「フリータ=はみ出しモン=けしからん」と言われてもいたんですが。

で、今ではその辺の人たちが「フリータの悲劇例」みたいな感じで各種メディアに利用されていると。