あばれ!隼

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このマンガをコロコロで初めて読んだのは20年前くらいか。俺が初めて読んだ話はね、柳生重吾にパイルボールを真剣で斬られちゃうの。で、帰宅した柳生が道場で真剣の手入れをしていたらそこに亀裂を見つけて次の瞬間に剣が折れちゃうの。「隼次郎!なんておそろしい男だ!」とか言ってたな。

最後の甲子園では大会途中で肩をぶっこわして野球部を除名されかけたり、「ただし変化球はダメだ!特に魔球を投げたら一発でダメになるぞ!」という医者の言葉に従って直球一本で決勝戦まで勝ち進んで、決勝戦9回2アウトバッター柳生の場面、そこの最後の最後で新魔球を投げて最後の甲子園大会優勝、という結末だった記憶がある。

あーそれと、決勝戦直前に通りすがりのヤクザの娘を庇ってピストルで撃たれちゃうんだよ、隼次郎が。でも次郎は胸ポケットに兄・太郎の甲子園優勝メダルを入れていたおかげで無傷で甲子園決勝のマウンドに颯爽と現れるんだこれが。