「あっそ」で終わりにすればいいのに

http://www.tobunken.com/diary/diary.html

2004年4月18日(日)の記述より


事件発生以来の人質たちの発言に対し、あちこちで非難が高まってきていることに 対して“思想の自由、発言の自由は憲法で認められている権利であって、それを封殺 しようとするのはおかしい”と反論している声がある。残念だが、私の友人のサイト でも、そんなことを書いているところがあった。全然違う。大衆が怒っているのは、 彼ら人質(いや、元・人質か)たちが自衛隊撤退を唱えているからではない。彼らが どういう思想信条でいようと、それを発言しようとそれはかまわない。問題は、彼ら のその発言が、その内容故ではなく、彼らが(自業自得ととられて仕方のない軽率な 行動によって)被った状況故に特別扱いされて、全国の注視が集まるマスコミのトッ プでとりあげられるという、発言の機会の不公平さであり、また、彼ら三人とその家 族が、それを当然の権利の如く行使しているというカン違いぶりを露骨にしていた、 そのことなのである。

今回の事件に関係なく、発言の機会が人によって不公平だなんてことは今更言うまでもない当たり前のことだと私は思っているのだが違うのか。それともそんなことを言っているのではないということなのか。

さらに言えば、彼らの発言を「マスコミのトップでとりあげ」ているのは誰なんだろうか?